UPDATE : 2015.11.20
解説 W杯 ボランチの守備
皆様こんにちわー!
ボランチの守備で重要なのは…
1ボールが誰のものでもない時に相手よりも前にボールを奪う
2ボール保持者に自由を与えない
3ボールを奪う
それぞれの特徴があります…
1の状態はボールが誰のもないから相手とフィフティーフィフティーの立場
チャレンジすれば、自分が保持できる可能性が出るのと、成功すればボール保持者になってチームが攻撃の権利を得られる事になる
けど失敗したら、相手が保持者になるし自分が不利になるから、チームからしたら10対11の数的不利になる、というリスクを犯すことになる…
リスクは避けたいけど、チャレンジしなければいつチャレンジするの?ってなるのが1と3。見極めが難しいしけどチャレンジしなければいつまでもボール保持できない…
2はパスを出させない、ドリブルをさせない事につながって相手のプレーを遅らせることになる
味方を適切なポジションに戻させる事ができるのと、相手の攻撃を自由にさせないことができるからどれだけ稼げるかも重要
それでこの場面…
準決勝イギリス戦
どの選択肢をとるか?
もしここでチャレンジしたら、2と3はできなくなる
しかもどう考えてももうボールにいけない距離感だからわざわざリスクを犯す訳にはいかないですよ?
選択肢が1つ消えました
もしここでボールを奪いにいったら?
8番の選手は前向きだから状況はやや不利で
もし食いついて失敗したらフィールドを2枚失って8枚になっちゃう可能性も出る…
ここではリスクは避けたい
最後の選択肢は相手の自由を奪う事
だからかけひき!
8番の選手は後ろが見えていない
つまりうしろから走りこまれている事に気づいていない…
だから右に行って8番の選手が左に行く選択肢をつぶす
なんで?
相手が右にいけば挟められるから
ここで8番の選手はやっと後ろから走りこまれていることに気づいて
「どうしよう…」ってなっている
挟んで
ボール持っている
まだ持ってるけど
自由にできてない
1枚目の写真には3人しか写ってなかったのに
相手の自由を奪っている間に
もうこんなに枚数が集まった
それで8番の選手の取った選択肢は
諦めたパス…
これで相手の1回の攻撃が終わり
つまり相手の攻撃を防ぐ事に成功
っていうのを90分やり続ける
ボランチの守備の例
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